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2011年09月27日 お知らせ

日本の海賊対策/比大統領が謝意

日本の海賊対策/比大統領が謝意
日本・フィリピン両政府首脳が都内で調印した共同声明で、海洋分野での二国間協力強化の必要性を確認。アキノ大統領は自衛隊などが実施しているソマリア沖での商船護衛活動について、同海域を経由する航路に就航するフィリピン人船員の安全確保に貢献しているとして野田佳彦首相に謝意を伝えた。声明はソマリア沖の海賊が海上の安全保障、海洋航行の安全に対する重大な脅威であるとの認識を共有し、アジアの海賊対策でのアジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)が果たしてきた役割の重要性に言及。また両首脳は、9月9日に開催された第1回日・フィリピン海洋協議にかかわり、フィリピン沿岸警備隊(PCG)の訓練を目的とした日本国海上保安庁巡視船のフィリピン共和国への派遣や、フィリピン沿岸警備隊の能力向上支援などを通じた両国の海上保安機関間の協力を強化することを確認した。

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