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2019年10月21日 お知らせ

東京MOU、マーシャルでPSC委員会。パナマの正式加盟決定

アジア・太平洋地域のポートステートコントロール(PSC、寄港国検査)当局で構成する東京MOUが、マーシャル諸島のマジュロで14-17日に開いた第30回のPSC委員会の結果を発表。
2017年に採択した閣僚宣言のフォローアップなど、これまでの取り組みについて議論したほか、準加盟当局だったパナマの正式加盟も全会一致で承認した。
同委員会では、17年にカナダのバンクーバーで開いた「第3回パリMOU・東京MOU合同閣僚会議」で採択した閣僚宣言に盛り込まれた31の行動計画のフォローアップ状況を確認した。
ばら積み貨物の輸送の安全の確保向上策として、荷送り人らの関係者に対する教育プログラム用の冊子について意見交換したほか、
旗国船舶の安全を確保するために旗国当局を支援することを目指したSOLAS(海上人命安全)条約第I章第4規則に基づく船舶の検査ガイドライン案なども審議した。

パナマから提出された準加盟当局資格申請についても審議し、満場一致で承認。同国が過去3年間、準加盟国として実績を積み上げたことがMOUの基準を満たしていると認められ、21番目の正式加盟当局となった。
集中検査キャンペーンについては、20年に実施する検査項目「STCW(船員の訓練・資格証明・当直の基準に関する国際条約)」に関する準備状況の報告があった。
これに加え、22年の検査テーマも議論し、「火災安全」に決まった。
このほか、技術プログラムでは実施状況を発表したほか、東京MOUを支援している日本財団に改めて謝意を表明した。
次回会合は20年11月16-19日に済州島(韓国)で開催する予定。

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