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2017年12月28日 お知らせ

海賊事件の人質となった船員の多くにPTSDの後遺症を発見

IMOの統計によれば、1984年から2016年までの間に報告された海賊と武装強盗の件数は7,567件で、2016年中だけでも221件に達している。海賊に人質として長期間誘拐された船員は、銃撃され、威嚇され、殴られ、同僚が殺されるのを目撃するといった凄惨な経験により長期にわたって心的外傷後ストレス障害(PTSD)に悩まされ続けることが多い。
フィリッピン・ウクライナ・インド出身で海賊に誘拐された経験を持つ450人の船員を対象にした調査では、誘拐されたことのない船員のPTSD発症率が4%であるのに比べ、
調査対象となった船員の1/4がPTSDを発症していた。さらに、普通に職場復帰できた残りの3/4の船員についても、
周辺の人間からPTSDをいつか発症するのではないかという色眼鏡で見られることも問題であると報告されている。

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