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2010年10月19日 お知らせ

船協/ケニア沖の海賊対処を、国交相に要望

船協/ケニア沖の海賊対処を、国交相に要望
日本船主協会が、国土交通相に対し、ケニア・タンザニア沖の海域を航行する船舶の安全確保のため、警備強化などの対策を講じるよう求める要望書を提出。10日にケニア・モンバサ港の沖約35マイルの地点で日之出郵船運航の貨物船「イズミ」がハイジャックされたとみられるなど、同海域での海賊リスクが高まっていることを受けての対応。要望書ではケニア、タンザニアなど関係沿岸国による周辺海域の警備強化や「EU NAVFOR」(欧州連合海上部隊)など関係諸国との国際的な協力体制の構築などを具体策として提言。また、各国海軍による重点警備海域「安全回廊」がタンザニア沖にも設定されるよう国際的に働き掛けることを求めているほか、商船が集団となって航行することで警備を容易にする「グループトランジット方式」の枠組み構築のための国際的協議についても必要性を訴えた。

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