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2010年07月01日 お知らせ

IMB発表/ソマリア沖海賊、モンスーン期入りも東方沖で被害続発

IMB発表/ソマリア沖海賊、モンスーン期入りも東方沖で被害続発
アデン湾以外への広域化が懸念されているソマリア沖の海賊被害は、モンスーン(季節風)のために再び沿岸に近いアデン湾に被害が集中する傾向にあるものの、インド洋に近いソマリア東方沖でも襲撃は続発しており、2010年内の合計ではソマリア東方沖の被害がアデン湾での被害件数を上回る状況が続いている。国際海事局(IMB)のまとめによると、モンスーン期入りした6月1-24日における襲撃被害の海域別内訳は、アデン湾7件、ソマリア東方沖4件。モンスーンの影響はインド洋に近い東方沖の方が受けやすいため、沿岸に近く、比較的波が低いアデン湾での活動が目立っているが、各国海軍などによる警備の目をかいくぐるため、高波のリスクを冒してソマリア東方沖でハイジャックを狙う海賊も後を絶たない。

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